「一刻をあらそうこと」  チウ・ヒーア

  私は野生動物が好きです。最近カンボジアでは多くの種類の野生動物が少なくなってきています。昔カンボジアにはたくさんの野生動物がいました。しかし内戦やポルポトの時代に殺されたり、他の国へ逃げて行ってしまい数が減ってしまいました。しかし内戦が終わっても野生動物の数はさらに少なくなっています。このままではカンボジアには野生動物がいなくなってしまうかもしれません。

  今カンボジアではジャングルが少なくなっています。ジャングルがなくなると野生動物の住処もなくなるし、エサもなくなるし、悲惨な生活を送ることになると思います。子供の頃私のふるさとの村にはたくさんのジャングルがあって、野生動物もたくさんいました。しかし去年村を訪れた時、野生動物の足跡もなく鳴き声も聞こえませんでした。とても悲しかったです。父の話によると、村の人達は畑を耕している時もし野生動物が畑を荒らしたら殺してしまうそうです。他の村でも同じことが行われていたら、カンボジアの野生動物は少なくなってしまうことでしょう。さらにカンボジアの国民の中には大切な野生動物を捕まえて市場で売ってしまったり、食べてしまったりする密猟者がたくさんいます。野生動物がいればジャングルが守られるといった有益なこともあります。そして野生動物は食物連鎖の中で重要な役割を果たしているのですから、国民は大切にしなければなりません。国民は野生動物を殺して食べたり、その毛皮を加工するような理不尽なことをしてはいけません。では皆さん、野生動物の減少を防ぐ為に私達は何をしたらいいのでしょうか。

  私はこの問題について3つの解決方法を考えました。其れは私達カンボジア人、一人一人ができることだと思います。まずはじめに、カンボジアの国民はもっと自然を理解しなければなりません。そしてジャングルの大切さを理解して木を植えたらいいと思います。ジャングルがあれば野生動物は住むところにも食べるものにも困らなくなって、村の畑を荒らすこともなくなるでしょう。
 次に野生動物を保護する法律を強化すべきです。現在法律によって密猟者を捕まえて野生動物を保護していますが、まだまだ不法に殺されています。ですから、違反した人はもっと厳しく罰するべきだと思います。そして違反した人の名前を公表して不法行為をやめさせましょう。
 最後に野生動物の保護地区を作るのも大切です。そして保護地区の中に国立公園を作って入場料を取ります。その収益で保護している動物が怪我や病気になったとき、治療することができます。そうしたら野生動物は幸せで充実した生活を送ることができると思います。
今私は幸せな生活を送っています。動物達も同じような生活を送りたいのではないでしょうか。野生動物の気持ちを考えて一刻も早く野生動物の減少を止めなければなりません。そのために皆さん協力して野生動物をジャングルに取り戻して、動物達の生活を守れるようにがんばりましょう。