カンボジアの孤児について    チウ・ヒーア

  世界には貧しい国がたくさんあります。そして貧しい国には両親のいない孤児がいます。両親がいても両親と一緒に生活できない孤児もたくさんいます。孤児はみんなが捨てたゴミをバケツに拾って、それを売って生活しています。彼らは自分将来を考えることができません。くず鉄やゴミを売ったお金で食べ物を買って満足しています。

 私は両親がいます。でも一緒に暮らしていません。私は貧乏な村で生まれました。私の村には学校はありますが、病院や市場はありません。そして学校へ行くことのできない孤児の子供が多いです。行くことができてもやめてしまう子がたくさんいます。私も小学校3年生で学校に行くのをやめました。父が病気になったからです。

  私は学校をやめて毎日母を手伝っていました。けれども私の家族はだんだん貧乏になってしまいました。それで母は私をお寺に連れて行きました。お寺ではクメール語を勉強することはできましたが、文房具も服もあまりありません。それで私はスナーダイクマエセンターに行こうと決心しました。センターに行ったら学校に行くことができて、日本語を勉強することができると友達から聞いていたからです。 

  2000年の6月、私は一人でセンターへ行きました。そしてセンターに入れてもらえるように一生懸命お願いしました。代表の人は私がセンターに住む事を許可してくれました。そのとき私は本当にうれしかったです。私はどんなことがあってもここで頑張ろうと思いました。今センターにはお母さんと31人の子どもが一緒に住んでいます。子ども達は毎日一緒にご飯を食べたり、勉強したり、遊んだりしています。

  毎日私は中学校でクメール語を勉強して、夜はセンターで日本語を勉強しています。毎朝6時に起きて、少しジョギングをして、当番の仕事をしています。例えばお手洗いや水を浴びる所の掃除などです。洗濯は自分でしています。センターに来る前は、私は何でも自分で考えていました。うれしい時も苦しい時も自分一人だけでした。でもセンターに来てからはみんなで色々なことを考えたり、喜んだりする事ができます。困った時はお母さんや年上の子に相談する事もできるし、楽しい時はみんなで一緒に笑う事もできます。私はセンターに来て暖かい気持ちをたくさんもらっています。私は将来、両親のいない子供や学校に行かないで働いている子供のために孤児院センターを作りたいと思っています。そしてセンターでは毎日の生活について教育したいです。例えば、悪いことをしたときは謝ることが大切だという事や、勉強は自分の為に自分でするものだということです。子どもの時にがんばって勉強しなかったら大人になっても大切な事がわからないということも教えたいと思っています。

 今孤児の子供達を教育する事はカンボジアの国にとってとても大切な事です。そしてそのことは将来のカンボジアの発展を助ける事になると思います。